今回のオリンピック開会式。ボチェッリの『誰も寝てはならぬ』を聴いていたら、なぜだか涙が止まらなくなった。前回のトリノ五輪、荒川静香選手の金メダル、そして何より開会式でのパヴァロッティのあの渾身の歌声。生歌でなかったとしても、あの時の衝撃は今でも忘れられない。そのパヴァロッティに才能を見出されたボチェッリの歌声に、あれから20年という歳月と、自分の人生の道のりが重なって……単なる感動とは違う深い余韻に浸ってしまった。音楽の力と、時の流れってすごい。