おでかけ日記 - しだれ桜とロマンの花束
昨日のおでかけの記録。
ずっと楽しみにしていた、黒色すみれ企画の演奏会「ロマンの花束」へ。
今回はなんと、マジシャンの渋谷駿さんとピアニストの西尾周祐さんを招いての特別なステージ。大正ロマンをテーマに、北原白秋の詩や瀧廉太郎の音楽など、明治・大正時代に活躍した方々の世界に浸りつつ、日本の伝統的な手品である「和妻」を観劇するという素敵な企画。
会場もロマン溢れる求道会館ということで、期待に胸を膨らませていました。
開場は13時半。その前に、六義園のしだれ桜が見頃だという情報を耳にしたので、会場までのルート圏内だったこともあり、まずはそちらへ向かうことに。
土曜日とはいえ朝早かったおかげで人出はそこまで多くなく、のんびりとお花見を楽しめました。「花より団子」ならぬ「花も団子も」ということで、朝ごはん代わりにお団子を一つ。可愛らしい乙女椿も咲いていて、春の空気を存分に満喫。
11時になり、六義園近くのお寿司屋さんで少し早めのランチを済ませてから、いよいよこの日のメインイベント、求道会館へ。
都バスに乗り込んでいざ出発!…と意気込んだものの、だんだんと乗客が増えて車内はぎゅうぎゅう詰めに。無事に降りられるかハラハラしつつ、無理やり人混みをかき分けて脱出……。
無事に求道会館へ到着。会場前には大正時代を思わせるお洒落な装いの方々が集まっていて、まるでそこだけタイムスリップしたかのような雰囲気。「私も何か準備してくればよかったかなあ…」なんて思いつつも、今回は「ロマン」にかけてローマングラスのペンダントを着けてきていたのでした。それだけなんだけど…。
そしていよいよ開場時間。外観からして素晴らしい建物だけれど、中はさらに素敵な空間が広がっていました。
まずは舞台に花を添えるモダン・ガール、佐藤梟さんの前説がありました。続いて、華やかな大正ロマン溢れる衣装に身を包んだ黒色すみれのお二人の登場。ゆかさんの歌声とさちさんの演奏が、会場の素晴らしい音の響きも相まって、本当に心地よく感じました。
大好きな曲「とんかじょんの春」とともに、渋谷駿さんとアシスタントさんたちが舞台へ。目まぐるしく披露される摩訶不思議な手品の数々に釘付けに。すみれーずもしっかり観たいのに、渋谷さんからも目が離せない…!という贅沢な時間。
中盤には、瀧廉太郎の「憾(うらみ)」をモチーフにした黒色すみれの「ピアノ弾くその手で君は」が披露され、続いてピアニストの西尾周祐さんの出番へ。元曲である「憾」を演奏してくださいました。初めて聴いたけれど、事前に耳にしていた通り、悲しさや無念さ、そして怒りがひしひしと伝わってくる渾身の楽曲で、ただただ圧倒されました。
楽しい時間は本当にあっという間。「また次回があるかも…?」と仰っていたので、その日が来るのを心待ちにしながら帰路についたのでした。
道中や帰り道で見つけたお店。どちらも閉まっていたけれど、開いていたら気になって入っていたかも…。
「金太飯店」という文字を見て、おばけの金太が中華鍋を振るっているイメージが頭の中を駆け巡りました。