おでかけ日記 - MADAME CROONER 13
待ちに待った、ずっと直接拝見したかったコシミハルさんの音楽会。 それなのに前日までチケットの発券をすっかり忘れていて、旅の終わりに大急ぎでファミリーマートへ駆け込みました。
渡されたチケットを見ると、なんと最前列のど真ん中。夢ではないかと何度も見返してしまうほどの強運に胸が高鳴ります。その勢いのまま帰宅し、行田でのおでかけ記録をまとめました。
……投稿後にSNSのタイムラインを見ると、故郷で震度7の大地震が起きたというニュースに目が点に。被害の様子やショッピングモールでの大爆発など、ショッキングな情報が飛び交っています。慌てて熊本に住む家族のLINEを確認すると、全員無事とのこと。ひとまず胸をなで下ろしたものの、画面に映る故郷の状況を祈るような思いで見つめていました。
翌日、ひとまず自分にできる支援を済ませ、家で過ごすことにしました。今の状況で、音楽会を心から楽しめるだろうか……。そんな迷いが頭をよぎり、途方に暮れてAIに相談してみることにしたのでした。すると、こんな回答が。
「心配する気持ちと、楽しむ気持ちは同時にあっていい。最前列で音楽を受け取れる幸運を大切にして」
その言葉に背中を押され、少しずつ気持ちを切り替えながら会場へ向かいました。
ところが、開演時間をまさかの勘違い。普段なら1時間前には到着しているのに、珍しく15分も遅刻してしまいました。最初の曲を聴けなかったのは心残り……。ですが、コシミハルさんの温かく優しい歌声に、固まっていた心がすーっとほぐれていくのを感じました。
終演後は、物販でCDを購入し、サイン色紙をゲット。さらに、今回初めて作ったグッズだというTシャツも……と思ったら、欲しかったサイズは売り切れとのこと。残念がる私に、スタッフの方が展示用のサンプルを販売してくださるという、嬉しい奇跡もありました。
喜びも不安も抱えたまま足を運んだ音楽会。そのすべてを優しく包み込んでくれるような、忘れられない一日になりました。