先月、大包平や亀甲貞宗を見に東京国立博物館へ行ったばかりなのですが、8月4日から展示替えがあり、なんと三日月宗近と厚藤四郎が展示されるとのこと。というわけで、再び訪問してきました。

今回は特にどこへ寄るでもなく、トーハクで一日のんびり過ごすプランに……したかったのですが、館内のレストランが改修中だと判明。再入館は可能とのことなので、ランチは近くで美味しそうなお店を探すことにします。

なんだか最近無性にエビフライが食べたい気分だったので、日本式洋食で検索したりAIに聞いてみたり。するとGeminiが「キッチンR」というお店を見つけてくれました。

「入店の際には『カロリー』という言葉を忘れてくださいませ」

そんな貼り紙の写真を見て即決。エビフライもハンバーグも美味しそうです。ランチを楽しみにしつつ、トーハクへ向かいました。

本当は開館時間ぴったりに到着したかったのですが、昨日からブログの表示がおかしくなっていて……。外出前に調整していたら少し時間をオーバーし、到着したのは10時前でした。

Auto-generated description: 平安時代末期の山城国で作られた三日月宗近という名の太刀が展示されている。

入館後、さっそく刀の展示室へ。手前の展示は先月あらかた見ているので、今回は迷わず一直線に向かいます。三日月宗近は数年前に一度見ているのですが、打ち寄せる波のような三日月形の打除けにはいつ見てもうっとり。天下五剣中、最も美しいと評されるのも納得です。

Auto-generated description: 鎌倉時代の京都・粟田口の刀工、吉光によって作られた厚藤四郎という通称の短刀が展示されている。

続いて短刀の厚藤四郎へ。こちらはおそらく初めて見ます。一目見て驚いたのは、思っていた以上に小ぶりだったこと。「厚」という名前からもう少し大柄な姿を想像していましたが、鎧通しと考えればこの小ぶりな姿も不思議ではありません。とはいえ棟のほうから見てみると、その名前の由来となった刀身の厚みがよくわかります。

厚藤四郎は、刀剣乱舞の推しキャラクターの一振りでもあります。昔は同田貫一筋で、厚藤四郎は黒髪短髪という共通点から少し気になっていた程度の存在でした。ところが最近になってゲームを再開し、育ててみたら本当に良い子で。その魅力に気づいてからは、いつの間にか同田貫より先に極開花させてしまったほどです。

ほかにもさまざまな刀剣を鑑賞しました。中でも特に惹かれたのが直刀の水龍剣。見事なまでに真っ直ぐで「直刀とはこういうものか」と実感させられます。

Auto-generated description: 日本刀の展示で、直刀形の刀身とその歴史についての説明が含まれている。

日本刀といえば反りが特徴ですが、それが確立する前の刀はこのように真っ直ぐだったそうです。江田船山古墳から出土した太刀がもし綺麗な形で残っていたら、こんな姿だったのかもしれないなあ……と、素人考えながら思いを馳せつつ、じっくりと眺めました。

そうしてのんびり見ていたら、いつの間にか11時過ぎ。いったん退館し、ランチへ向かいます。

到着したのは11時半前。開店は11時半からと調べていたので、ドアに貼られたメニューを見ながらどれにしようか考えていると……奥から店員さんがやってきました。店員さんが指差す先を見ると「OPEN」の看板。「もう入れますよ」とのことで、あら〜と思いながら店内へ入ります。

今回は口コミでおすすめされていたハンバーグ、食べたかったエビフライ、そしてグラタンコロッケの3種盛りに決定。ご飯は中盛りまで無料とのことですが、普通盛りでもかなりの量だと予習していたので普通盛りにしました。……うっかり口が「中盛り」と言いかけ、慌てて言い直したのですが。

待っている間に店内はあっという間に満席に。やはり人気店のようです。

しばらくして「お待たせしました〜」と料理が運ばれてきました。Lサイズのピザほどもある大きなお皿に、ボリューム満点のハンバーグ、大きなエビフライ、そして想像以上にでかいグラタンコロッケがどん、どん、どん!と盛り合わされています。サラダの横には冷奴、卵焼き、赤ウインナー、ナポリタンまで。

周りのお客さんは中盛りを注文している人が多く「やっぱり中盛りにすればよかったかな……」なんて思っていましたが、普通盛りにして大正解!中盛りではきっと無理をすることになっていました。前評判以上のボリュームに心が躍ります。特におすすめのハンバーグは絶品で、次に来るときも絶対に外せないなあ……と確信する美味しさでした。

心も体も満腹になり、トーハクへ戻ります。

午後は午後は本館を離れ、ほかの館を巡りました。法隆寺の宝物が収められた法隆寺宝物館、世界各地の歴史的な展示が並ぶ東洋館、そして江田船山古墳の出土品などの考古資料が展示され、特別展も行われる平成館。今回は特別展は見送りましたが、それぞれじっくり見て回ります。

途中、休憩スペースにあった和カフェでお抹茶をいただき、疲れを癒やしました。

Auto-generated description: 東京国立博物館の外観、入館券、そして抹茶ドリンクが写っている。

気づけばもう16時近く。今回はかなりしっかり見て回りましたが、それでもまだまだ見足りないと感じたので、国立博物館メンバーズパス、いわゆる年間パスポートを購入することにしました。トーハクの通常チケットが1,000円のところ、パスは2,500円。平常展に3回以上足を運ぶならこちらのほうがお得です。前回の時点で買っておけばよかったかもしれません。

博物館の裏手には庭園があり、涼しくなった頃にまた見に行くつもりです。さらに獅子王の展示が終わる9月頃と、三日月宗近たちの展示が終わる10月末頃にも、展示の入れ替えにもよりますがそれぞれ足を運ぶことになりそう。展示を見るだけでなく、休みの日にふらりと涼みに行く場所としてもとても素敵なところです。

しかもこのパスはトーハクだけではなく、全国4つの国立博物館で使えるとのこと。次の帰省では九州国立博物館へ行ってみようか。関西旅行の際には京都や奈良の国立博物館にも足を延ばしたいな……。

そんなことを考えながら、満足感とともに帰路につくのでした。